赤猪岩神社

兄神たちに騙されて、真っ赤に焼いた大岩に潰され命を落とした大国主命が、それを悲しんだ母神とふたりの女神の力によって生き返ったとされる「大国主(オオクニヌシ)の再生神話」の舞台。

神社の境内には、「大国主命が抱いて落命した」と言い伝えられている岩が祀られています。この岩は、地上にあってこの地を穢さないよう土中深く埋められ、大石で幾重にも蓋がされ、その周りには柵が巡らされ、しめなわが張られています。これは「厄の元凶」に対する注意を、子々孫々まで忘れてはならないことを教えています。

  • 名称:赤猪岩神社(アカイワジンジャ)
  • 住所:鳥取県西伯郡南部町寺内地内
  • お問い合わせ: 0859-66-3113(南部町役場企画政策課)
  • 営業:境内自由
  • 定休日:無休
  • 交通アクセス:JR山陰本線米子駅から日ノ丸バス御内谷行きで20分、手間下車、徒歩20分 駐車場あり(無料)
ご利益
復縁と再就職
『受難』、『再生』、『次なる発展への出立の地』として、事業再生や発展、また新規事業の成功


清水井
大国主(オオクニヌシ)蘇生のために使われた水が湧く井戸。
八十神たちの策略で命を落とした大国主(オオクニヌシ)を蘇生するために遣わされたウムギヒメが、母乳とここ清水井の水で練った薬を大国主の体に塗りつけたところ、大国主は息を吹き返しました。生き返った大国主の姿は、元のままの麗しい姿であったといいます。