白兎神社

恋愛の神話である「因幡(いなば)の白うさぎ」の舞台となっているこの白兎神社(はくとじんじゃ)は、日本の中でも古い書物である古事記や日本書記などにも記される、謂われがある神社です。
病気平癒の御利益があるとされ、病気を患った人が多く参拝し健康になるなど、強力な御利益があるといわれ古くから多くの人に信仰されてきました。 2010年に「恋人の聖地」に認定され、恋愛のパワースポットとして有名になりました。

ご利益 縁結び、皮膚病、傷病、 動物医療、意中の人との結縁
  • 名称:白兎神社(ハクトジンジャ)
  • 住所:鳥取県鳥取市白兎603
  • お問い合わせ:TEL0857-59-0047
  • 営業:境内自由
  • 定休日:無休
  • 公共交通:JR鳥取駅から日ノ丸バス鹿野行きで40分、白兎神社前下車すぐ
  • 自動車:鳥取道 鳥取ICより国道29号線を北へ約4km、 南隈交差点で国道9号線米子方面に左折し、 約8km。(Pあり 道の駅)
参道にはたくさんのうさぎの石造があります。それぞれ表情やポーズの違ううさぎで、その台座や頭には願いのこもった結び石が数多く置かれています。
また社務所には御守りやおみくじの他、御朱印をいただいたりもできます。中でも「結び石」が人気で、良縁・子宝・繁盛・飛躍・健康の五縁(御縁)を願って、身に着けたり、鳥居に乗せたり、うさぎの石造に置いたりします。

雑学POINT:日本初の医療は大国主命説
大国主命は傷を負ったウサギに『今すぐに水門に行って水で身体を洗い、蝦蟇(ガマ)の油の上を転げまわれば、炎症を起こした皮膚は回復して元通りになるだろう』と正しい治療法を教えました。
白兎神社には、赤裸の白兎が身体を洗ったとし、季節を問わずいかなる天候でも水の増減がないといわれ「不増不減の池」とも呼ばれている池もあります。大国主命が治療の的確なアドバイス通りにし回復したことから、病気平癒や医療関係の御神徳が高いとして、医療学部や大学への受験の際に、合格祈願に訪れる方も少なくないようです。